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名前の由来となる、伝説があります。
時代は武田勝頼が天目山にて自害する直前、笛吹権三郎というものがおりました。
一つの仏体を背負って旅に出た父親の後を追い、
捜しながらこの地にたどり着いた権三郎母子。
仏体を得はするものの父親の姿はすでになし。
二人はこの地にとどまり、母親は笛の音を大変好んだとさ。
ところが、母親はふちに落ち流れてなくなってしまいました。
権三郎は母を慕い、川を上下しながら笛を吹きすまし、吹きすまし、
彼もついには、川に流れてしまったとさ・・・
主流はここまでです。
この後にも少し挿話が入りますが、ここまでにしておきます。
このような伝説を持つ笛吹川は、
秩父山系の甲武信ヶ岳が源流となっています。
流域には、笛吹川フルーツ公園(山梨市)や石和温泉(石和町)などがあります。
田富町で「釜無川」と合流します。

名前の由来は色々説があるそうですが、
巨摩(こま)地方で第一の川という意味の「巨摩の兄(せ)川」
がなまったと言う説もあります。

釜無川(竜王で撮影)
河川台帳では「富士川」となっていて、「釜無川」は俗称だそうです。
地元少年だった頃の私は、常々なぜ同じ川を「富士川」と言ったり
「釜無川」といったりするのだろうと疑問に思っていました(笑)
流域には、韮崎や竜王、南アルプス市があります。
また、かの有名な「信玄堤」もあります。
果物のところで少し紹介しています「御勅使川(みだいがわ)」も「釜無川」に合流します。

御勅使川
信玄堤と御勅使川については詳しくは果物紹介で・・・

田富町で「笛吹川」と合流しまして、「富士川」となります。
途中、旧市川大門町(現市川三郷町)では、
二つの川が寄り添ってほぼ平行に流れます。
二つの川の間を打ち上げの場として、催されるのが「市川の花火大会」です。
毎年8/7に行われまして、県内外から多くの人が訪れます。
「(釜無川も含んだ)富士川」は日本三大急流の一つに名前を連ねています。
江戸時代〜明治にかけて、鉄道の中央線が開通するまでは、
「富士川舟運」として甲斐の国の交易を支えました。

日本名水百選に選ばれています。
南アルプスの貴公子「甲斐駒ケ岳」を源流としていまして、
川沿いには「南アルプスの天然水」で有名な「サントリー白州蒸留所」や
アイスやケーキで有名な「シャトレーゼ白州工場」があります。
そうです!「南アルプスの天然水」とはまさに、
尾白川から取った水で作られていたんですよ!

尾白川周辺の公園(提供:まさやさま)
ついでに、私が2006年8月に訪れたときのシャトレーゼ白州工場では、
見学者にアイス食べ放題のサービスを行っていました(^-^)
尚、川沿いに「尾白の森キャンプ場」というのがあります。
場所は北杜市白州町にあります。

川の紹介ではなくお米の紹介です(^^;)
旧武川町(現北杜市武川町)は大変美味しいお米が作られるところであります。
古くは江戸まで名を轟かせていたみたいです。

武川米
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