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臨済宗妙心寺派の瑞雲山長禅寺は甲府五山の筆頭です。
武田信玄の母、大井夫人の菩提寺で夫人の墓が存在します。
南アルプス市(旧甲西町)に古長禅寺(こちょうぜんじ)というのがありますが、
もとは、これを長禅寺と称していました。

長禅寺五重塔
創建は、恵林寺と同じく夢窓国師です。
現在の長禅寺は当時の住職に深く帰依した武田信玄によって移されました。
昭和4年から大改装継続中でして、
住職自らショベルカーで庭いじりをしているお寺です。
まさに、日本のガーデニング!!
私が訪れたとき、住職はショベルカーで作業をしていました。
このお寺には、非常に縦長の重さ11tの釣鐘が存在します。
現在の住職さんがお作りなさったそうですが、
縦長になった理由は、音響工学の教授のアドバイスにより、
重低音が一番なりやすい縦と横の比率を色々と実験した結果のようです。

長禅寺の鐘
長禅寺は、信玄が儒学や治国を学んだ場所として有名です。
住職によると甲府五山のうち、長禅寺は勉学や兵士の集合場所として活用されていたらしく
東光寺は諏訪頼重や武田義信の例で推測できるように、
収容・幽閉所として活用されることが多かったみたいです。

本堂
寺宝には国重要文化財の武田逍遥軒(武田信廉)筆の「武田信虎夫人像」などがあります。
武田信虎夫人とは大井夫人のことを指します。
この重要文化財の夫人像、釣鐘にも描かれているんですが、
住職の話によると写真から模ったみたいです。
この寺には、甲州財閥筆頭として活躍した若尾逸平の墓もあります。
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